SBTとは、世界の産業革命前からの気温上昇を2℃を十分に下回る1.5℃に抑えることを目指すパリ協定が求める水準と整合した、企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のことです。SBT認定は、CDP、UNGC(国連グローバル・コンパクト)、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)が共同で設立した国際的イニシアティブ「SBTi(SBTイニシアティブ)」が、企業が設定するSBTが科学的根拠に基づいていることを認定するものです。
本投資法人は、SBTより、本投資法人が掲げるGHG排出量削減目標が科学的な根拠に基づくものであるとしてSBT認定(SME版)を取得しています。
GRESBは、不動産会社・ファンドの環境・社会・ガバナンス(ESG)配慮を測る年次のベンチマーク評価及びそれを運営する組織の名称であり、責任投資原則(PRI)を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に2009年に創設されました。
CASBEEは、建築物の環境性能で評価し格付けする手法です。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するシステムです。
DBJ Green Building認証は、環境・社会への配慮がなされた不動産(Green Building)を支援するために、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が創設した
認証制度です。
BELS評価(建築物省エネルギー性能表示制度)は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)第7条に基づく「建築物のエネルギー消費性能の表示に関する指針(ガイドライン)」並びに(一社)住宅性能評価・表示協会が定めた「BELS評価業務実施指針」及び「BELS評価業務方法書」に基づき、建築物の省エネルギー性能を評価するものです。
本投資法人は、ゼロカーボンの達成の取り組みの一環として、保有物件の環境性能を客観的に評価することを目的に、毎年1件環境認証を取得することを目指しています。
本投資法人における環境認証の取得状況
分類 | 認証名称 | 基準年 2021年 |
2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 目標年 2026年 |
取得物件総数 |
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グリーンビル認証 | CASBEE 不動産評価認証 | 1 | 5 | 6 | ||||
DBJ Green Building認証 | 1 | 1 | ||||||
省エネルギー格付け | BELS認証 | 1 | 1 | 1 | 3 |